Top >  甲状腺と橋本病 >  甲状腺異常じゃなくても橋本病

甲状腺異常じゃなくても橋本病

橋本病は、甲状腺機能低下症に包括される病気です。
.
何らかの原因で甲状腺が身体に必要な器官ではなく、異物として認識されてしまったために、甲状腺に対する抗体が作成されてしまって甲状腺を攻撃してしまうのです。

本来体内に侵入してきたウィルスなどを攻撃するための免疫組織が、自分の臓器である甲状腺を異物と認識してしまったために抗体によって常に攻撃されることによって甲状腺の機能が破壊されて、慢性的な炎症を起こしてしまいます。

この慢性的な炎症が徐々に甲状腺を腫らしてしまうと正常に働けなくなってしまった甲状腺は甲状腺ホルモンの分泌が低下し、甲状腺機能低下症を引き起こす原因となるのです。

橋本病は、明治45年に医師の橋本氏がドイツの医学誌に論文を発表したことで注目され、現在では甲状腺機能低下症では最もポピュラーな症例となっています。

橋本病は男性に比べて女性の発症率が高いことで知られていますが、甲状腺を異物とみなしてしまう経緯と合わせて、詳しいことはまだ解明されていないようです。

橋本病の治療は、橋本病単独ではこれといって特筆する治療は行われていません。

橋本病は甲状腺が腫れてしまいますが、甲状腺ホルモンの数値が正常の範囲内であれば特に行える治療がないのです。

橋本病を発症している患者の約4割は甲状腺機能低下症を発症しているため、甲状腺機能低下症に対する治療は行われていますが、橋本病の患者すべてが甲状腺機能低下症を発症してるわけではないので、橋本病のみの場合は経過を観察するのみで投薬や外科的な処置が行われることはないのが現状といえます。

スポンサードリンク

その他橋本病,原因,器官,異物,炎症の情報

甲状腺がんは怖くない!
甲状腺がんとは、その名のとおり甲状腺に悪性細胞であるがんが見つかる病気のことですが、実際にどんな病気なのでしょうか。

甲状腺異常ってどんな疾患?
甲状腺は喉にあるホルモン分泌を促す器官です。

甲状腺ホルモンはどんな働きをするのか
甲状腺は、細胞の代謝を助け酸素の消費を助ける効果のあるホルモンを分泌する器官です。

甲状腺に多い病気は?甲状腺の病気について理解する
甲状腺の病気は、大きく分けて3種類に分類されます。

どきどきする!甲状腺機能亢進症。
甲状腺機能亢進症は、細胞の代謝を助けたり酸素の燃焼を助ける働きを担う甲状腺ホルモンの分泌が過多に行われるために現れる症状で、脈拍が速くなったり体が火照ったりと更年期障害に似た症状が認められます。

甲状腺腫は気にしない。健康な人でも見つかる病気です。
甲状腺が腫れてしまうことを甲状腺腫と呼びます。

欝と間違えやすい甲状腺機能低下症
甲状腺機能低下症は、その名のとおり甲状腺の機能が低下することによって引き起こされます。

甲状腺の水たまり、のう胞とは
甲状腺に認められるのう胞は、その多くが良性です。

痛くない。甲状腺にできる腫瘍
甲状腺は比較的腫れやすい器官のため、腫瘍もできやすい傾向にあるようです。

気がつきにくいけど侮れない甲状腺の肥大
甲状腺は喉仏を取り囲むように喉の下部にありますが、肥大しやすい器官です。

甲状腺異常による諸症状
甲状腺の病気は、原因によってその症状が変わります。

痛い!亜急性甲状腺炎
亜急性甲状腺炎は、ウィルスなどの感染によって急速に甲状腺が炎症を起こした症状を指して呼びます。

甲状腺治療の権威、伊藤病院
伊藤病院は甲状腺の治療を専門とした病院で、甲状腺治療の権威として知られています。

怖くない!妊娠・出産にまつわる甲状腺の亢進症
甲状腺の異常である亢進症は、甲状腺で分泌される甲状腺ホルモンが何らかの原因で過度に分泌されるために起こります。


甲状腺と橋本病

甲状腺機能低下症によってもおこる橋本病。橋本病と甲状腺の関係について正しく理解しておきましょう。橋本病の症状について解説します。

関連エントリー

甲状腺異常じゃなくても橋本病